Raspi-Picの操作が少しずつ形になってきた
色々、試行錯誤しながらRaspi-Picの開発を進めています。
デザイン的にウィンドウ・フレームが邪魔だったので消してみました。
その技がこれ(↓)です。
setUndecorated( true );
本当は角を丸く落としたいのですが、方法が未だ分からないので当分はこのままです。
そろそろPICとの通信を始めようとしているのですが、そこに大きな課題が浮かんできました。
RaspiとPIC間の通信をI2Cでやるか、UARTでやるかという問題です。
PICの新しいデバイス(PIC32MKシリーズ)にはI2Cの回路が組み込まれておらず、ソフトウェアで処理するようなのです。400kHzで連続通信したときのCPU負荷が50%だとか・・・orz
一方、UARTは通信速度が向上して(数十MHzに達して)いて、アドレス指定で通信対象を選択できるので、I2Cよりも高機能になっている(N対Nの通信が出来る)のです。
MicrochipがI2CからUARTにシフトしようとしているのは明らかです。
一方Raspiは、二つあるUARTの一つはBluetoothで使っていて、残りの一つ(miniUART)はVPUのコアクロックを固定しないと使えない(baud rateが変化してしまう)らしいのです。ここ(↓)に色々書いてあります。
The Raspberry Pi UARTs - Raspberry Pi Documentation
何だかとっても使いにくい感じです。
方策その1
当面はI2Cで行って、RaspiのUART事情が変わったらUARTに乗り換える。
方策その2
I2CとUARTどちらも使えるようにしておく。
方策その3
さっさとUARTに乗り換える。
開発側にとって楽なのは方策その1ですが、乗り換え時にユーザの混乱を招くのではないかという懸念があります。
ユーザにとって、もっとも望ましいのは方策その2?、それとも方策その3?
開発側にとっての負担は?
ふむ・・・、UARTを使う環境を構築する手順を確立すること!
UARTでやってみて、その結果を見て方策を決定することにします。