Raspi-Picの操作が少しずつ形になってきた

色々、試行錯誤しながらRaspi-Picの開発を進めています。
デザイン的にウィンドウ・フレームが邪魔だったので消してみました。
その技がこれ(↓)です。

setUndecorated( true );

 

f:id:RASPI-PIC-CLUB:20170726120456p:plain

本当は角を丸く落としたいのですが、方法が未だ分からないので当分はこのままです。

そろそろPICとの通信を始めようとしているのですが、そこに大きな課題が浮かんできました。

RaspiとPIC間の通信をI2Cでやるか、UARTでやるかという問題です。

PICの新しいデバイス(PIC32MKシリーズ)にはI2Cの回路が組み込まれておらず、ソフトウェアで処理するようなのです。400kHzで連続通信したときのCPU負荷が50%だとか・・・orz

一方、UARTは通信速度が向上して(数十MHzに達して)いて、アドレス指定で通信対象を選択できるので、I2Cよりも高機能になっている(N対Nの通信が出来る)のです。

MicrochipがI2CからUARTにシフトしようとしているのは明らかです。

 

一方Raspiは、二つあるUARTの一つはBluetoothで使っていて、残りの一つ(miniUART)はVPUのコアクロックを固定しないと使えない(baud rateが変化してしまう)らしいのです。ここ(↓)に色々書いてあります。

The Raspberry Pi UARTs - Raspberry Pi Documentation

 

何だかとっても使いにくい感じです。

方策その1

当面はI2Cで行って、RaspiのUART事情が変わったらUARTに乗り換える。

方策その2

I2CとUARTどちらも使えるようにしておく。

方策その3

さっさとUARTに乗り換える。

 

開発側にとって楽なのは方策その1ですが、乗り換え時にユーザの混乱を招くのではないかという懸念があります。

 

ユーザにとって、もっとも望ましいのは方策その2?、それとも方策その3?

 

開発側にとっての負担は?

ふむ・・・、UARTを使う環境を構築する手順を確立すること!

 UARTでやってみて、その結果を見て方策を決定することにします。